オランダで50年前に編み出された世界の文化を分類する理論、ホフステード異文化モデル。世界の文化は大きく6つに分けることができます。 1. コンテスト キーワード : 達成志向、目標設定、勝ち負け、克服、キャリア、競争の報酬としてのボーナスなど アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド 2. ネットワーク キーワード : 協力、コンセンサス、同意、信頼性、相互依存、コーディネーションなど オランダ、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランド 3. 油の効いた機械 キーワード : 構造、予見性、責任、システム、専門性、品質、時間厳守など ドイツ、オーストリア、スイスのドイツ語圏、ハンガリー 4. 人間のピラミッド キーワード : ヒエラルキー、プロセス、中央集権、検閲、ちえ、形式へのこだわりなど
中南米(アルゼンチンとコスタリカを除く)、アフリカ諸国、中東諸国、ポルトガル、ギリシャ、ロシア、スロバキア、南イタリア、トルコ、タイ、韓国 5. 太陽系 キーワード : ヒエラルキー、名誉、勤勉、中央集権、権威者への尊敬、平等と権利と義務、個人主義など フランス、ベルギー、北部イタリア、フランス語圏スイス、一部スペイン、ポーランド、アルゼンチン 6. 家族 キーワード : 忠誠、調和、規則は少なく、メンツを失う、ヒエラルキー、父母のようなリーダー、間接的なコミュニケーションなど 中国、香港、シンガポール、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、インド それぞれのタイプにより、求められるリーダーシップ・スタイル、意思決定の方法、コミュニケーションの取り方に違いがあり、使い分けることで文化の違いに振り回される確率を低くできます。
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