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『グローバル人材塾』でフィリピン・ナイトを開催

9/9(水)、フィリピン・セブ島とzoomで繋いで「異文化を理解する」会を開催しました。スピーカーは石原 智之さん。セブ島で英語学校を2校立ち上げた起業家で、フィリピンの前はオーストラリアに8年住み永住権を獲得されています。

海外というと欧米を思い浮かべる日本ですが、アジア経済の発展とともに途上国とスムーズに仕事できる術を持っているかどうかも、現代のグローバル人材には必要となります。

先進国に常識が通じないことは多々あり、具体的なストーリーとしては、

● 納期を守れないことでも知られるお国柄なので、建設現場に頻繁に顔を見せ、「いついつまでに立ち上がらないとお客さんが困るんだ」と情に訴えたり、お菓子を差し入れしてご機嫌を取ったりしないと、確実に工期が遅れる。

● 夜は寝るものと夜勤のガードマンが持ち場で寝るので、もう1人監視役をつけたら2人で寝ている。

● 台風接近にあたり、先生が不安になり逃走してしまう。予報通り上陸せず、誕生パーティに参加すると逃走した先生たちが全員来ていて、悪びれる風が全くない。

などなど、第三者として聞いているだけなら笑って済ますことができますが、当事者になったら本当に大変だろうなと思える事例が満載でした。

日本の常識を持ち込まず、相当のことに目をつむる許容力がないと仕事が進まない国があることを具体的に知り、これから欧米以外の諸外国と仕事をしていくかもしれないメンバーの良き学びになりました。

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